悩みの早期解決は専門家に! 「辛い」を自分の中に抱え込まないで!!

辛いのに、カウンセリングをためらう看護師

医療や介護の現場では、いたたまれないような状況に置かれることになったり、人間関係で辛い状況に陥ったりすることがよくあります。精神的に辛くなってしまっても我慢して働き続ける看護師は少なくなく、カウンセリングを受けに行って解決しようとする人は以外に少ないようです。

精神的ストレスを受け続けたことにより、自律神経失調症になる患者もいるというのは、医療で働いている看護師ならよく知っていることです。特に心療内科に勤めている場合には、簡単な問診を担当する人もいるでしょう。しかし、それでもなお、自分でカウンセリングを受けに行くのをためらってしまう看護師がいます。普段から病院や介護施設で患者やお年寄りの相談にのっている立場にいると、自分がカウンセリングを受けに行くことが他者に知られれしまうのではないかと心配になるからです。職務としてカウンセリングに携わっていると、自分で自分の心をコントロールができて当たりだと考えてしまい、相談に行くのは論外だと思い込みやすいようです。

しかし、現実的には思い切って決断をした看護師の方が得をしています。人に対して適切なカウンセリングを行える能力と、自分をコントロールする能力とはまるで異なるからです。自分で心をコントロールできないからこそ、カウンセラーに相談する人が多いという事実を看護師は認識しておきましょう。その点に気づき、カウンセリングを受ける決断ができると、それまで抱えてきた悩みがスムーズに解決できるかもしれません。看護師だからといってたカウンセリングを受けることをためらう必要はないのです。